漆黒な技術メモ

管理人が必要に応じて自分のメモを好き勝手に投下するたまり場的ブログ

【ちょっと技術的なことAdventCalender】サーバのHDDをSSDに変えるのに苦労した話

この記事はちょっと技術的なことAdventCalenderの11日目です。

つい先日、研究室内のとあるサーバのHDDをSSDにして高速化しよう!というお話が上がり、サバ管を兼ねている自分が、その交換を行うことになりました。
研究室にはディスクの中身をハードウェア的にコピーするための機械があったので、適当にHDDとSSDをガチョンガチョン挿して動かせば終るだろうと思っていたのですが…大間違いでした。
ちなみに対象のサーバはRAIDが組んであるため、コピーするディスクは2枚になります。 そして購入の都合上、TrancendとSAMSUNGSSDを1枚ずつ購入したのですが、何故か同じ方法でできない…
ということで、自分の格闘記録を今後のために残しておきます。

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始めにGpartedをインストール

$ sudo apt-get install gparted

Trancend SSD

UbuntuSSDを接続し、Gpartedで1つパーティションを作成
File systemはcleardにする

その後、コピー用スタンドにHDDとSSDを接続し、コピーボタンを押す。

SAMSUNG SSD

UbuntuSSDとHDDを接続する。
SSDに何かパーティションができている場合は、Gpartedでパーティションを削除 その後、ddコマンドを用いて全てコピー

# /dev/sdbがコピー元、/dev/sdcがコピー先とする
$ sudo dd if=/dev/sdb of=/dev/sdc bs=512

進捗状況を見る場合、別のターミナルより以下を打ち込む

# nは進捗を表示する間隔(秒)
sudo watch -n 60 "pkill -USR1 dd"

ここまでこれば、SSDを接続し起動して、fdiscやcat /proc/mdstatなどでRAIDの状態を確認すれば完了です。
今日はここまで