漆黒な技術メモ

管理人が必要に応じて自分のメモを好き勝手に投下するたまり場的ブログ

HDDアクセスがアクティブ状態で張り付いてしまったのを解決した話

最近、自分のデスクトップのディスクアクセスの様子がおかしかった。
自分のデスクトップはCドライブにSSD、DドライブにHDDを割り当てている。 そのDドライブのアクセスが異常に遅く、Dドライブにアクセスするアプリケーションが応答なしになることが頻発した。
その時のタスクマネージャのキャプチャがこちら
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アクティブ時間がずっと100%になっているにも関わらず、読み書きバイト数は殆ど0に近い。

原因を探ってみる…がうまくいかない

まず行ったのがwindows updateとウイルスチェック
結論から言うと何も変わらなかった。

その次に行ったことはHDDの交換である。
HDDのS.M.A.R.T値を見ても特に異常は見られなかったが、稼働時間が4万時間を超えていたので「もしや」と思いディスクの中身を新しいHDDにクローンし交換した。
交換した後、1~2日ぐらいは症状が軽減したが、しばらくするとまた症状が復活してきた。

さらに原因を探るため、ググってこのあたりの記事などを参考にsuperfetchの無効化なども行ったが一向に改善しない www.pcdepot.co.jp

原因はマザボにあり

さらに原因を探るため"HDD 100% transfer 0Bytes"とググってみると、このような記事が出てきた。
www.tomshardware.com この回答の中に"SATAケーブルの交換を行い別のSATAポートにつなぐことを試してみては?"と書いてあった。
藁にも縋る思いでこの方策を実行しようと古いSATAケーブルを抜こうとすると…マザボの該当SATAポートがぐらついていた。
つまりSATAポートが壊れかけていたのである。思えば最初PCを組むときに配線パーツの都合で半ば無理やりSATAケーブルを挿しており、長時間SATAポートに横方向の圧力がかかり続けていたことが原因だったみたいだ。
SATAケーブルとポートを交換したところ…息を吹き返したようにサクサクHDDへアクセスできるようになった。
ストレージアクセスが冒頭のような状態になった方は、是非SATAケーブルとポートの交換を試していただきたい。