【ちょっと技術的なことAdventCalender】Hack U(ハッカソンイベント)に参加してきました
この記事はちょっと技術的なことAdventCalenderの19日目です。
今日は日曜日に参加したHack U 2016 大阪会場 Student Hackathon - Yahoo! JAPANについてお話ししようと思います。
hacku.yahoo.co.jp
Hack Uとは
Hack U(ハック・ユー)は、限られた期間の中で、学生がプロダクトを自ら企画・開発・発表するイベントです。ものづくりの楽しさを体現できるよい機会となるよう、ヤフーの現役社員が学生のみなさんを全力でサポートいたします。
(公式サイトより)
まあすなわち、学生限定の相当大規模なハッカソンイベントと言ったところです。
今回のテーマは「自動○○」となっています。とはいうものの、何かプログラムを作ると大抵は何かを自動化しているので、結構何でもありの色彩が強い大会ではあります。
勿論優秀賞など、賞もありますが、残念ながら今回自分たちはじゅしょいうすることができませんでした。
自分たちの作ったもの
今回自分たちは、ネタに走りに行く気満々で「ブラックな人たちを助けよう」というお題目(当然このお題目の決め方もノリ)で、「残業防止座布団:‡漆黒からの解放‡」という作品をつくりました。
座布団の中に圧力センサ、加速度センサを埋め込み、長時間座っていることや貧乏ゆすりを検出して離席を促す作品です。
この座布団の中にセンサとスピーカを仕込ませてあります。一見するとただの座布団(というかクッション)ですが
座面下にマイコン(mbed)、背もたれにバッテリーと通信モジュールを付加してあります(椅子は会場のモノです)
これらを利用して、
- 離席を促すべき時に音楽を鳴らす機能
- イライラ度可視化
- 着席などのイベント発生に合わせたツイッターへの投稿機能
- 可視化画面からの座布団の動作制御
を行っています。
この作品の主目的からは外れるためあまり注目はされませんでしたが、「webブラウザからの座布団動作」ができるようになっています。
自分はここに一番こだわりを持っていました。両方向のIoTを何とか形にしてみたかったからです。
利用した技術と自分の担当範囲
アーキテクチャ図にするとだいたいこんな感じです。
デバイス、マイコン、データベース、比較的新し目の通信規格&サーバ実行環境、可視化、他システムとの連携などIoTエコシステムと言われそうな部分を一通り実装しました。
(本当はAndroid連携をやりたかったのだけど実装に使える時間の確保ができませんでした…)
自分はデバイスを少しと、マイコンの通信部分、サーバサイド処理を担当しました。
次以降の記事の話
今回HackUの作品について書くのはここまでにしておいて、次回以降はこの実装で苦労した部分のことを自分のメモを兼ねて何回かに分け書いていきたいと思います。
またアドベントカレンダー期間が終わるころまでに今回のソースをgithub上に公開したいと思っています。
それでは!